無駄な深読み

ついったーに書ききれないことを書く、かも知れない

「Future flight」の歌詞を解釈してみた

こんにちは。グゥです。

 

「Future flight」はラブライブ! サンシャイン!!Aqours CHRONICLE (2015~2017)に新規で収録された曲で、私は発売当初はあまり聴いてなかったのですが、ここ最近のライブで何回か聴いて非常に好きになりました。

 

皆さんも好きな曲があると思います。曲のどこが好きかは人によって様々だと思いますが、私は特に歌詞から好きになります。この歌詞がこんな意味にとれて好き!とか、ここの言い回しが好き!とか。今回は私が曲を聴きながらなんとなく思っていることを、あえて一曲丸々全ての歌詞に対してやってみようと思います。

 

ここから先、歌詞の部分は斜体太字で記述します。それではよろしくお願いします。

 

Hello!New world!

新しい世界へとようこそ!ってことですね。

Aqoursの歌詞で多いのですが、今いるところを0としてそこから始めていこう!ってニュアンスの歌詞です。


こころは希望だらけさ

ここの『だらけ』って表現いいですね。大きな希望ではなく、沢山の希望があることがこの表現からわかります。それに、この希望は『こころ』の中にあり、あくまで自分の外ではなくて中に希望があるわけですね。

 

毎日よ楽しくなれそう思って生きてるから
なんだって やってみるんだ

このスタンス、本当に好きなんですよね。何にでも挑戦する姿勢私も心に刻んでやっていきたいです。やってみないとわからないことも多いですからね。でも『なんだって』っていうのが結構難しくて、自分のやったことがあることとか、得意そうなことに偏っちゃいますね。


好きなこと見つけようよ

その先にはきっと
終わらない夢がある一緒に行こう

これは本当に難しい。好きなことを見つけても、その先にある終わらない夢を見つけるのも、その夢を追いかけるのも。

そして見つけた好きなことの先にある夢は『終わらない』ものだと言ってくれています。

更に、あくまで『一緒に』行こうと言ってくれるのがAqoursなんですね。

 

君を信じる僕を信じてよ
格好良すぎたかな? (Sun∞shine evolution)
でも本当だよ!

ここの歌詞本当にかっこいいですよね!

格好良すぎだかな?←無限に格好良すぎる!

好きなことの先にある夢に挑もうか悩んでる私に対して、Aqoursのことを信じてくれと背中を押してくれるフレーズです。ある意味、長年Aqoursを追ってきてAqoursへの信頼が積み重なっている今だからこそ、より深く沁みる歌詞になっているのかもしれません。

 

Future flight
どこまで飛ぼうか (Let's fly!)

この曲のタイトルですね。直訳すると未来飛行です。かっこよく訳すと未来への飛翔、とかでしょうか。

Futureには行く末、前途、成功の見込みなど、これから先の時間軸でのポジティブな結果、というニュアンスの意味です。

flightは飛行、空の旅、飛ぶこと、と言った意味です。

Aqoursは今までトコトコ歩いたり、予測不可能なドライブをしたり、ハッピーな電車に乗ったり、Aqours shipに乗ったりしてきましたが、今回は飛行機ですね。

これは一緒に行こう言っていたことに追加して、単純にちょっとずつ進むのではなく、大きく飛翔して目的地に最短で行こう!というニュアンスが込められてる気がします。

そして聞いてくるのは飛ぶかどうかではなく、どこまで飛ぼうか。夢が見つかったら、Aqoursには飛ぶ以外の選択肢はないんですね。


空に描いちゃってみてよゴーサイン (AqoursJET!)

このゴーサインはジェット機で描くやつですね。『描く』という漢字を使っているので単純な文字ではなく、あくまで空に絵を描くような印象だと思います。

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ブルーインパルスがやってるこういうやつですね。

ここは、空に描く→みんなに見える→みんなに宣言するって意味が込められていると思います。夢を見つけたら、それに向かうことを宣言する。Aqoursの皆さんがよく言って大事にしてることですね。


予感→(から)決意=(で)未来

ここは非常に難しいですね。

まず、予感→決意ですが、数学的に解釈すると予感を決意に近づける、ということです。

そうすることで決意自体が未来になる、と言っています。

ここはかなり推測が入るのですが、予感は前にあった『好きなこと』の言い換えで、決意は『終わらない夢』の言い換えではないでしょうか。つまり、『好きなこと』を見つけてその先の『終わらない夢』にたどり着けたなら、それはもう未来に繋がっている、ということです。


君と 君と進もう!

ここでも『君と』が強調されています。

Aqoursは進んでいくよ、君も夢を見つけて一緒に行こうよ!というメッセージが感じられます。


Future flight
どこまでも飛んで (Let's fly!)

さっきが『どこまで飛ぼうか』だったのに対して、今回は『どこまでも飛んで』に変わっていますね。さっきまでは飛ぶかどうかを主眼に置いた上でもう1段階上の飛ぶ距離を問いかけてきたのに対して、今度は飛ぶことが決まってどこまで飛ぼうかに対して『どこまでも』ということなんでしょう。前回のどこまで飛ぼうかに対する答えをここで出しているわけですね。

『終わらない夢』だから『どこまでも』飛んでいけるんですね。


これからどんなことが始まるのか
想像超えた何か起こるってば…Future flight!!

夢を見つけて飛ぶことを決めた、いく先はどこまでも!じゃあその『終わらない夢』に終着点がないのなら、今飛んでいる飛行機はどうなるのでしょうか。地球上を移動する手段の中で、1番速く目的地に着くことができる飛行機が、目的地を失ったら…

そんな予想も想像もできないことが、Future flight、終わらない夢に向かう飛行では起こるというわけです。ここまでノリで書いたけどよくわからなくなってきました…

 

夢に向かうというのは、飛ぶ方向は決めるけど止まるところは決めないで自分が行けるところまでどこまでも飛ぶ、そんな表現なのかもしれません。

 

ここまでが1番で、ここから2番ですね。

 

昨日は想い出になる
楽しさ積みかさねて

ここまでは未来の話をしていましたが、今度は過去に焦点を当てています。


なんだって やってみるとき
新しい発見があるよね

積み重ねた想い出は楽しい想い出ですが、その楽しい想い出に浸るわけではなく別の新しいことをやってみようと語りかけます。


変われる素直さが大事かも

今までの想い出と同じことをやるのではなく、素直にやってみたいと思った好きなことをやってみようということでしょうか。


否定より肯定の魔法

この言葉は単体でいい言葉だなと思うのですが、なかなか文脈の中で解釈するのが難しいですね。

自分の好きという気持ちを否定するのではなく、素直に肯定して新しい発見、つまり『終わりのない夢』を見つけようというわけです。

 

僕は信じる君を信じるよ

1番では僕(Aqours)を信じてくれという歌詞でしたが、今度はただ信じると言うだけです。


もう決めちゃったからね! (Sun∞shine evolution)

信じることをもう決めてしまって、こちらが何をしようがこちらを信じることはもう確定してしまっているわけなんですね。


君は? 君はどうする?

その上で、こちらにどうするかを聞いてきてるわけですね。もうそんなの卑怯じゃないですか。こっちが何をしようと信じてくれて、その上でどうするって聞いてくるんですよ?そんなの、そんなのこっちも信じて『終わらない夢』を一緒に追いかけるしかないじゃないですか。

 

Future sky
夢みて飛ぼうよ (Let's fly!)

1番のflightだったところがskyに変わっています。Future flightとは『終わらない夢』に向かって飛んでいくことでした。そのまま考えれば、Future skyはそのflightで飛んでいく先と捉えるとこができそうです。


空は定員がないし 猛ダッシュ (AqoursJET!)

ここまできて1番謎なフレーズきましたね…

『空は定員がない』まではわかります。わかりますが、『猛ダッシュ』がわかりません。flightは飛行機なので物理的に定員がありますが、そこから空に拡大すれば実質定員がなくなる。だから一緒に夢を目指そう。それはよくわかります。でも『猛ダッシュ』はなんなんでしょうね。ゴーサインと韻踏める言葉他にあったのでは…?


明日+(の)明日=(は)未来

明日の明日は明後日です!まあ冗談はさておき、今まで言っていた未来は何年後とかのことではなくて、ほんの数日のことなんだよと。好きなこと、夢を見つけたらもうすぐに想像を超えた何かが始まるよ!ということですね。


君がいれば嬉しい!

そんな中、一緒にいてくれると嬉しいという素直な歌詞ですね。2番は1番に比べて素直に肯定してくれる内容が多いようです。


Future sky
夢みたら飛んで (Let's fly!)

このFuture skyは夢を見て飛んでいく先、というのは先程から確認している内容ですね。


これからどんなことで驚くのか
想像超えた何か待ち受けろ…Future sky!!

『待ち受けろ』って表現いいですよね。何もわからないFuture skyに Future flightしていくわけですが、そこには不安は1ミリもなく、これから起こることを全て楽しんでやろうという意気込みが感じられますね。これぞAqours。どんなことでも楽しんでやろうってスタンスが伝わります。流石嵐の中で遊んで向かい風と踊るAqoursです。


ああっ 燃えてきたっ

これから起こる予測不可能なことを考えると武者震いが…ってことですね。

 

希望だらけの未来 こころを開いたら

これは1番最初の歌詞との対比ですね。あの時は心の中にあったたくさんの希望を、ここでは心を開いて未来に解き放っています。


遠くへ遠くへ 国境を越え海を越えて

未来に心の中にあった希望を解き放って、その上でどんどん遠い希望に溢れる未来の方へ進むんです。この希望は元々心の中にあったもの、つまりは『好き』という感情なんでしょう。何が起こるかわからない未来において、希望となるのは自分の中にあった『好き』。困難があっても、『好き』という気持ちで乗り越えていけるというメッセージです。ここではその困難を国境や海と表現しているのでしょう。

 

…海を困難と表現するのは普通ならわからなくないんですが、Aqoursの場合ちょっと違う気もします。わかりません。


求めよ、だ!
でっかく望んじゃえ!

ここも微妙に解釈に困るところですね…

素直に考えると夢を大きく持とう!ってことなんですけど、いまいちそれまでのflightの流れに入ってない感じがするんですよね…

わかりません…

 

 

Future flight
どこまで飛ぼうか (Let's fly!)
空に描いちゃってみてよゴーサイン (AqoursJET!)
予感→(から)決意=(で)未来
君と 君と進もう!
Future flight
どこまでも飛んで (Let's fly!)

ここのフレーズは1番の繰り返しですね。

『好き』から『終わらない夢』を見つけてどこまでも飛んでいこう、ということです。


これからどんなことが始まるのか
想像超えた何か待ち受けろ

ここは1番と2番がMIXされてます。

やっぱりこの『待ち受けろ』ってフレーズ無限にAqoursらしくていいですよね。Aqoursってやっぱり挑戦者なんですよ。心の中でAqoursに『eternal challenger』ってつけてこっそり呼んでます。すいません、忘れてください、


空は広いんだぜ…Future flight!!

ここの『広い』は2番の『空は定員がない』と繋がってます。夢を追いかけるのには人数制限なんてなくて、みんなで追いかけて行こうよ、というメッセージでしょう。

 

燃えてきたよ“Flight!!”

ここまで、あくまでflight、飛行なのは、目的地、つまり夢を持つことは大事だけど、より大事なのはそこに向かう過程の『“Flight!!”』なんだ、ということなんでしょう。その過程は何が起こるかわからないけれど、それは不安なんかじゃなくて、『待ち受けろ』って言っちゃうくらい楽しいものだと。もし不安になることがあっても、自分の中にある『好き』が希望になる。「Future flight」はそんな曲なんです。

 

 

 

途中ちょっと迷走したり、解釈しきれないところもありましたが、私の好きな「Future flight」という曲について細かく語ってみました。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。