<白単綺羅ゴルギーニ>使用感。
こんにちは。グゥです。
11/5、実に三年ぶりにCS(チャンピオンシップス、デュエルマスターズのガチな大会)に参加してきました。
それぞれ自分が最強だと思うデッキを持ち寄って全身全霊をかけて本気の勝負をする。楽しかったです。
今回はアドバンス(外部ゾーンが使えるルール。デッキの合計金額が高くなりがち)だったのですが、普段はほとんどオリジナル(40枚のデッキのみで戦うルール)でしかデッキを組まない私は、とりあえず今持っているデッキの一部をアドバンス仕様にして大会に出ることにしました。
アドバンスは外部ゾーンの有無を事前に公開するため、実際に大戦中に使用しなくてもブラフとして使うためにとりあえず適当な超次元カードを用意します。適当に用意しすぎてプレミアム殿堂(一枚も使用できないカード)を入れてしまい、試合中に対戦相手に指摘されたときには本当に焦りました。。。
警告で済んで対戦続行させていただき本当にありがとうございました。もちろん、実際に試合中に使っていたら失格になっていたでしょうが。。。
結果としては2勝3敗でしたが、今回使ったデッキ「白単綺羅ゴルギーニ」に対していろいろ気づきがあったのでメモ程度に、そして参加レポ程度にまとめておこうと思います。安くて組みやすいデッキになっているので、興味がある方は組んでみてください。
フェアリーchの動画のリストを参考にさせていただきました。
まずはデッキリストです。
ドラン・ゴルギーニ×4
「正義星帝」<綺羅.Star>×4
シェケダン・ドメチアーレ×4
検問の守り 輝羅×4
レク・シディア×4
音奏 プーンギ×4
ゲラッチョの心絵×4
ライオネルの天宝×3
煌ノ裁徒 ダイヤモン星×3
ブルトゥーラ D1×3
五憐の精霊 オソニス×3
大雑把には2~4ターン目にメタクリーチャー(相手の動きを制限するクリーチャー)を並べて時間を稼ぎ、ドラン・ゴルギーニ、シェケダン・ドメチアーレで大量展開、再度にドラン・ゴルギーニを絡めて破壊されない軍団を作って物量で押し切るデッキになります。この時、相手のデッキにどのメタクリーチャーが刺さるか考えて効果的に展開することが重要になります。
それでは個別カード解説をしていきます。
- ドラン・ゴルギーニ
このデッキの主役・ヒロイン枠です。
出てきた時に相手2体をタップして起き上がらせなくし、光のクリーチャーまたはタマシードが合計4枚以上あればアタック時に5コスト以下のクリーチャーを手札から出し、味方全体を破壊されなくします。
タップ効果とアタック時に踏み倒す効果は相性が良く、シールドを割って相手の盾を増やすことなく相手のクリーチャーを除去しながらこちらが展開できます。
理想は2,3ターン目でメタクリーチャーやタマシードを展開、4ターン目にドラン・ゴルギーニを出して、5ターン目にもう1体追加して合計4体にしてドラン・ゴルギーニでアタック、味方を破壊されなくします。
相手が5cの場合は、手札から出す効果を使ってしまうとガイアッシュカイザーを出されてしまう可能性があるため、クリーチャーは出さずに破壊されない効果だけ使う選択肢もあります。
- 「正義星帝」<綺羅.Star>
このデッキの主役2、ヒーロー枠です。
光又はレクスターズから進化できる為、このデッキだと全てのクリーチャー、タマシードから進化できます。
攻守どちらもこなせる頼れる奴で、出た時とアタック時に手札からコスト4以下のクリーチャーを踏み倒せる能力と、コスト4以下のクリーチャーにブロッカーを与えてターン終了時アンタップします。ドラン・ゴルギーニと合わせると破壊されないブロッカー軍団が誕生する為、守りが異様に固くなります。
このデッキでは唯一出たターンにアタックできる為、ちょっと打点が足りない時に重宝します。
- シェケダン・ドメチアーレ
出た時に自分の光のクリーチャーまたはタマシードの数だけドローでき、光のクリーチャーまたはタマシードを使うコストを2下げます。
こいつで大量にドローし、手札に来たクリーチャーを下がったコストでバンバン並べることができます。
小型クリーチャーを並べるこのデッキは手札が枯渇しやすいので、展開した盤面を手札に変換できるこのカードは重宝します。
- 検問の守り 輝羅
誰も手札以外からカードを出せなくなる、このデッキ最強のメタカードです。何故かGSまでつきています。
手札から出せなくなるというのは、山札、マナ、墓地からの踏み倒しができないだけでなく、外部ゾーンを使用するアドバンスフォーマットでは超次元、超GRゾーンからも何も出せなくなります。ちなみにこの効果は自分にもかかります。
具体的には、ミステリーキューブで山札からの踏み倒しが出来ず、パーフェクトネイチャーでマナから踏み倒せず、百鬼の邪王門で墓地からクリーチャーを出せなくなり、最終龍覇グレンモルトはドラグハートを装備できず、ミッツァイルはただ自分のクリーチャーを破壊するだけでGR召喚できません。
しかもこの効果は相手のターン中とかではなく常に働いている効果なのが非常に優秀で、STで墓地から蘇生!とかもできません。
環境にいるデッキだと、ゼーロベン、アナカラーハンデス、5cモルト、4c邪王門、アナカラーグラスパーあたりには刺さります。
更にこれは割と重要なテクニックなのですが、このクリーチャーがいる間は封印を付けることができません。封印はデッキからカードを一枚クリーチャーの上に置く処理になるので、カードを出せないというテキストに引っかかってしまうわけです。
このテクニックは赤黒ドルマゲドンと戦う時に非常に重要で、相手がドルマゲドンを禁断解放してこちらのクリーチャーに封印をつけようとしてもそれができません。これを知っていれば拾えた試合が二戦ほどあったのが非常に悔しいです。
このカードの最大の欠点は、4枚しかデッキに入れられないところです。
- レク・シディア
『相手のクリーチャーは出たターン攻撃できない』という所謂デュエルマスターズの基本ルールを能力として持っています。スピードアタッカー、マッファファイター、進化クリーチャーが出たターンにアタックできなくなります。
このようなメタクリーチャーを並べる時、重要なのは複数並べることです。
例えば、勝太&カツキングのマッファファイターは封じることができますが、勝太&カツキングの出た時効果で、手札に戻されてしまうと、出たターンにアタックできない効果がなくなり、他のクリーチャーにアタックされてしまいます。
このように相手が除去してきてもメタがかかった状態を維持できるような盤面を作ることが重要になります。
ただ、デッキによってはボルシャックスーパーヒーローやイザナミテラスのような全体除去があるため、追加のメタクリーチャーを手札に抱えておくプレイングが必要な場合もあります。
- 音奏 プーンギ
相手のターン中に相手が使う呪文のコストが1多くなり、自分のターン中に相手が呪文を唱えるとGR召喚します。
結論から言うと、このカードはあまり活躍しませんでした。
5cに先手とってライフ止めたりフェアリーミラクルを止めたりできるかなーと思い4投してみたのですが、思ったよりクリーチャー主体のデッキが多く活躍できませんでした。ゼーロとか、赤黒ドルマゲドンとかですね。
5c相手では5コストのオリジナルフィナーレが強かったのですが、それを牽制したいなら3コストのタスリクでも十分間に合う為わざわざプーンギの必要がないかなという感じでした。
相手の呪文トリガーに反応するのも期待していたのですが、なんと一回も効果を発動せず、少なくとも今回の大会ではメタが合わなかったという印象でした。
- ゲラッチョの心絵
タマシード一つ目。
出した時に1枚ドローと、相手のアンタップしているクリーチャーを相手が選んでタップします。
手札を減らさずに盤面の数を増やせます。
今まで紹介したメタクリーチャーが相手の動きを阻害するカードだったのに対して、このカードは自分の動きを強くするカードです。
タップ効果も相手のクリーチャーを処理する時にたまに使います。
- ライオネルの天宝
手札、マナ、シールドのうち、相手より少ないもの全てを1つ増やします。
1ドローとして使うことが多いですが、終盤にシェケダン・ドメチアーレがいる状態で使うと、1コスト1ドロー1ブーストって感じになり優秀です。
タマシードは除去されづらく、シビルカウントの数に残りやすいのも大きなメリットです。
- 煌ノ裁徒 ダイヤモン星
3枚にして後悔したカード。
相手の軽減効果を無効化してくれます。
準備してる時は龍頭星雲人とか墓地ソース系のデッキか赤単に刺さるかなくらいの認識だったのですが、実際にはFORBIDDEN SUNRISE(闇と火のコマンドのコストを2軽減する)やガイアッシュカイザーやクラッシュヘッドに刺さり、なんと今回のCSでの対戦では4戦中3戦で有効でした。
ガイアッシュ覇道は完全に忘れていたので、3枚にしてしまったのですが、次回は4枚積みたいと思います。
- ブルトゥーラ D1
自分の他のクリーチャーが破壊以外で場を離れなくなります。手札戻しやマナ送りに強くなります。
ドラン・ゴルギーニの破壊されない効果と合わせるとどうやっても場を離れなくなる上に、ブルトゥーラが2体並ぶとお互いに効果をかけ合って破壊以外で離れなくなります。
3枚なので2体並べることは難しいので、こいつを除去されないようプレイングでカバーする必要があります。殴る時はこいつから殴るようにするとかですね。
- 五憐の精霊 オソニス
4枚欲しかった枠。
残念ながら3枚しか持ってなかったので今回は3枚です。CSの後追加で購入したので今は4枚入れてます。
相手の多色のカードのコストを2多くします。
クリーチャーでも、呪文でも、タマシードでも、フィールドでも、なんならデュエリストでも多色ならコストが2重くなります。
このカードは刺さる刺さらないがめちゃくちゃ明確で、先攻とってデドダムを出される前にオソニスを出せれば完璧です。
ですが、デドダムを出されたからといって諦めてはいけません。デドダム→カツキングと繋ぐつもりで相手がハンドキープしていると、オソニスを出しただけで2ターン貰えます。実際にもらえました。
5cは母数、実力共に高いので、非常に頼りになるカードです。
デッキの簡単な回し方からそれぞれのカードの役割、効果のある対面まで簡単に解説しました。
相手のデッキを推測しながら、どのメタカードが有効かを考えてプレイするのが楽しいデッキなので、良かったら組んでみてください。5000円くらいで組めたと思います。
このデッキかはわかりませんが、今週末もCSに出てこようと思っています。
それでは。