無駄な深読み

ついったーに書ききれないことを書く、かも知れない

エヴァンゲリオン新劇場版覚書

どうも、お久しぶりです。

グゥです。

 

エヴァンゲリオンの新劇場版を見に行ったので考察、とまではいきませんが内容を忘れないための覚書です。

当然のことながらネタバレはあるので見てない方はご注意を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では簡単にあらすじを追いながら感想を述べる形で書いていきます。

 

まず前作のQではシンジが2本のロンギヌスの槍を抜いてしまい、ニアサードインパクトを起こしてしまい、そこにアスカが助けに来るところで終わります。今作の初めは序破Qのダイジェストで始まるので前のお話を忘れてしまった人でも安心設計です。私は一応Qは見返して行ったので丁寧に編集してるなあと見ていました。

 

Qではシンジ、アスカ、レイの3人でいるところで終わるのでそこから始まるのかと思いきや、マリの戦闘パートから始まります。空から降下してきて戦闘で始まるのはもはやエヴァの様式美。ヴィレがネルフからネルフユーロ支部を取り返す戦いなわけですね(この認識で合ってるよな?)。真っ赤に染まったヨーロッパの都市(パリあたり?)で武装した使徒?のようなものを退けてネルフのシステムを起動させると街が元の色に戻るわけですが、これはこのあと出てくる第三村の結界と同じようなものを展開したと思っていいのだろうか。あと戦艦を宙に浮かべて武器にしてるのマジかよってかんじでした。使えるものはなんでも使う精神恐ろしいですね。

 

そのあとは暫くシンジたちの話で、鈴原兄に発見されて第三村で暮らします。ここはニアサードインパクトを生き残った人たちが力を合わせて暮らす集落で、さながら終戦後の日本のようでした(実際に知っているわけはないですが)。ここで描かれるのは主にレイで、しかし以前シンジたちと過ごした個体とは違うため、終始村の人からはそっくりさんと呼ばれます。序、破で段々と人間らしくなっていった過程をもう一度辿っている感じでした。またここで、アスカは睡眠と食事を必要とせず、水飲みで生きていける様子が描写されています。エヴァに乗っていた副作用のようで、シンジもそこまで極端ではありませんが、食事の量はかなり少なくていいようです。あとアスカの格好が終始エロい。

この村には不思議なところがニつあり一つ目は街中で度々見かける宙に浮いた物体です。パッと思い出せるのは電車ですが、他にもいろいろ浮かんでおり、いつ落ちてきてもおかしくない中よく暮らせるなと思いました。もう一つはヴィレが置いて行ったと言う結界?で、使徒を寄せ付けない効果があるようです。これは前述したネルフユーロ支部のものとおそらく仕組みは同じで、もともと汚染されていた地に結界で安全地帯を作り、そこに人々を非難させたのではないかと思います。そして結界の外には使徒のなり損ないが闊歩している非常に恐ろしい状態。

 

余談ですが、村で田植えをする時に前進しながら苗を植えていて、田植えはバックで植えるもんだろ!と心の中で突っ込んだのですが、田植えの経験などない東京の人たちが避難して集まって作業しているのであれば逆にリアルなのか?と思ってみたりしました。

 

 

そして最終決戦。その前にアスカがシンジに好きだったと伝えるところはいいですね、きっちり過去に決別して前に進もうと言う覚悟が見えて。そのあとは暫くよくわかんないターン。そもそも冬月さんなんで使徒操れてるのとか人類補完計画って結局何とかいろいろ思ってたけどそもそも単語がわからんから覚えきれずに忘れてしまった。論文読む時ってこんな感じだよね。覚えているのは絶望のロンギヌスの槍がシンジが手にすることで希望のカシウスの槍に変わったこと、ミサトさんたちが新しい槍を作ったこと、ゲンドウが人間やめてたこと。あとはアスカも人間辞めて使徒になった感じで、目から出てきた筒状のものを引き抜いてパワー解放!って感じでしたけどあの筒状のものは村にあった結界とおそらく同じもので、使徒の力を抑えてたんだけどその封印を解いた、って描写なんでしょう。そもそもどうやって使徒の力を手に入れたかはわかりません。

 

そして最後にシンジvsゲンドウ。戦いではなく話し合いで決着がついた、のか、多分そうだった気がします。エヴァに乗れるレイ、アスカ、カオルはみんなクローンみたいな描写があったが、あれはおそらくユイかゲンドウの血を引いていることが条件なのかなと。両方の血を引いているシンジは超優秀ですね。いやカオルも性別が男なだけでユイの遺伝子から作られていてゲンドウは関係ないのだろうか?

あとマリはこれだけでは説明つかないですね。口ぶりとかはゲンドウたちの研究室の先輩って感じなんですが、年齢的には10代?くらいですよね。そして最後はマリルート。結局マリは何者だったのか。

 

最後といえば、これは最大のネタバレだと思うんですが実写で終わるところですね。エヴァシリーズはシンジが撮っていた自主制作特撮映画だった、ということなんですかね?みる人に考えさせて深読みさせよう、みたいなところはすごく自主制作映画っぽいなって思いました。

 

そして最後にスクリーンに映る終劇の文字。エヴァシリーズついに終わったんだよな?続編出たりしないよな?と思いつつ、映画館を後にしました。

 

総じて一度見ただけでわかる内容ではないですね。この後もう一度見にいくか、誰かが書いた考察を漁るか、もしくはその両方か。もしくは何もしないかもしれませんが、とりあえず見た日のざっくりとした感想はここまでです。