無駄な深読み

ついったーに書ききれないことを書く、かも知れない

キルラキルのダイレクトマーケティング

どうもグゥです。キルラキルというアニメのダイレクトマーケティングをします。

正月に何故かキルラキルを一気見し、テンションのまま書いております。

 

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まず初めに、このブログはキルラキルを見たことがない人が、キルラキルを見たくなるように書いています。そのため、極力ネタバレはしないよう、具体的な固有名詞は出さず、私が好きな要素を伝えていきます。

(1話見たらすぐわかる程度の情報はあります)

 

 

 

キルラキルはざっくり言うと殺された父の仇を探す少女が主人公の物語です。ここでキルラキルの魅力を3つ挙げてみます。

 

  • 敵のカッコ良さ
  • テンポの良さ
  • 世界観設定の良さ

 

ではそれぞれ説明していきます。

 

  • 敵のカッコ良さ

本作はバトル物なのですが、バトルする以上当然戦う相手がいます。

私は、どんな作品においてもこの戦う相手、敵の信念が強いほど、戦いが熱くなると思っています。肉体を使った戦いだが、根本にあるのは主人公と敵の思想のぶつかり合い。そして両者の主張どちらにも共感できると視聴者が感じ、その上でどちらにするか決断できないとき、人は物語上での思想の決着を自分の思考の結論として認識するわけです。

 

その熱い戦いに必要なのは敵側の熱い信念です。

ぶつかる両者が正義である必要はありません。必要なのはお互いに譲れないという想いのみです。敵がカッコよければカッコ良いほど、主人公のカッコ良さも際立ちます。

 

 

  • テンポの良さ

とにかくテンポがいい。展開が早い。

他の一般的なアニメとキルラキルを比べると、TVのOPアニメとMADくらいのテンポの違いがあります。グダグダ間延びしたところはありません。気がついたら話がポンポン進んでいます。(アニメのOPが間延びしているというわけではありません)

 

そんなキルラキルのテンポの良さを象徴するセリフを一つ引用してこの章をテンポ良く締めようと思います。

 

「展開が早いのがキルラキル、総集編もアバンで終わる」

 

  • 世界観設定の良さ

世界観、ようはこじつけです。現実世界の事象を深読みし、どう新たな世界の理にするか。

 

「日本では学生に軍服を着ることを命じた。だから私は学生服を戦闘服とする」

 

後半だけだと何言ってんの?って感じですが、前半があると「なるほど」って思ってしまうのです。この一言でちょっと興味が湧いてきませんか?

 

他にも

「神衣」(神器)

「壊惨総選挙」(解散総選挙

「生命繊維」(生命線)

など、ちょっと笑っちゃうような言葉遊びがたくさん出てきます。それがテンポ良く発射されるもんだから何だかよくわからないけど面白くなっちゃう、それがキルラキル

 

 

  • 終わりに

いろいろ書きましたが、熱い展開が、圧倒的センスで、マシンガンのように繰り出されるアニメ、それがキルラキルです。

見たことない人は是非見てください。Amazonプライムにあります。